お客様から頂いた設計図を読む
内装(改装、Pop-upストア関係、コンサート会場のセット関係、ショーウィンドウ関係、、、)店舗什器、雑貨などがあります。
そして、私たちは、どのような手法であれば、頂いた図を形にできるか検討します。
NCルーターで加工する為のデータをCAD上で設計図を書く
正確な位置に穴を開けたい、小口を角度のついた形にしたい、曲線的な形の部材を抜きたい、、、などのご要望から、
実現できるようにPC画面上に図を起こして行きます。
NCルーターを使う
材料、厚さ、最終形態を考慮し、適切な刃物を設定し、より良い加工方法で加工していきます。
組み立て作業
弊社は、「箱モノ(※)」を主に扱っております。
箱モノは、規定の寸法通りに仕上げることができないと、特定の位置に入らない(設置できない、ハマらない)、
またその逆の、隙間ができてしまう(ぶかぶか、ガタガタ)といった不具合が発生してしまいます。
それを避けるべく、外的な刺激から変化しやすい木材の板厚を踏まえて、正しい寸法で上がるように作ります。
この作業では、仕上げに化粧版やツキ板を張ることが多く、ゴムノリや白ボンドを使う工程があります。
仕上げ工程に限らず、特定の板厚を作りたいときなどにも使います。
お客様から頂いた設計図だけでは解かることのできない寸法は、3Dデータの作成をし、正しい寸法で正確に作っていきます。
(※家具屋には、大きく分けると「脚モノ屋」と「箱モノ屋」があります。
脚モノ屋は、テーブルや椅子など脚が付くモノを基本的に扱います。
単体で存在するモノが多いので、寸法にミリ単位の誤差は許容できる反面、
有機的な形が多いことや木への深い理解が必要です。
箱モノ屋は、洗面台やキッチンの備え付け棚やテレビボードなど基本的に動かさないものが多いです。
そのため最終仕上げが木より強いシートを張り付けた見た目になることが多いですが、
正しい寸法が重視されます。)
以上のような工程をその都度組み合わせて行っています。
私たちは、最終の仕上がりがどのような状態なのかを理解し、何が必要なのかを検討し、製造しています。
小ロット生産だからこそ求められる「幅広い知識と技術」を基に製造できる幅を広げています。
手でモノを作る職人的知識と共に最新技術を使いながら最大限出来ることを考える。それが新壮工芸です。
古き良き技術だけでなく、最新の技術を混ぜ合わせて作り上げる そんな仕事がしたい方、是非一緒に働きましょう。